Dried sea cucumber

日本人も見直したい「ナマコのスーパーフード・パワー」

「ナマコ」の健康パワー

 ナマコは、もともと海底に住む生き物ですが、冬が活動時期で、夏には浜辺や岩場で冬眠ならぬ夏眠している姿を見かけます。

 ナマコは、そのネバネバした粘液で覆われており、このネバネバには、サボニンという成分が含んでおり、その強い防カビ効果から、水虫の治療薬にも使われます。

 海外では肌をスベスベする効果から、「ナマコ石鹸」や「ナマコ油」、「ナマコシャンプー」などの商品があるぐらいです。このサボニンは、朝鮮人参の主要な薬効成分になることから、「海の朝鮮人参(高麗人参)」とも呼ばれます。

 特に、ナマコには驚くべき生命力、つまり、カラダを再生する能力があることから、海外では傷やヤケドから肌の再生能力に長けるということで、昔から塗り薬としても使われています。

 ナマコは病気にならないと言われるのは、この極めて高い生命力が元々備わっているからとも言えます。

「ナマコ」は、海の朝鮮人参

 漢方として有名ですが、もともと慢性肝炎の治療薬として利用され、1000年以上前から滋養強壮や精力増強、デトックス効果、頻尿、関節炎、脂肪肝に高い効果を持つことから、特に、漢方医からの処方で毎日摂取する方が多くいます。

 腎臓の働きを助ける効果があり、特に、肝臓や腎臓が気になる方にはおススメです。

 また、造血作用があることから、血行不良や貧血の方をはじめ、コラーゲンやコンドロイチンも豊富なので、乾燥肌を改善したり、美肌効果から食することが多い食材になります。不妊や胎児滋養、産前産後、EDにも良いことから昔から肉と一緒に食べる習慣があったようです。

 欧米でも乳がんやすい臓がんなどの予防効果や抑制の働きが報告され、最近、注目を浴びているようです。

 主な含有成分としては、アスタキサンチン、タウリン、ベタイン、バナジウム、コンドロイチン、ダルタチオン、コラーゲン、ホロトキシン、サポニン、フロンドサイド、β-カロテン、アルギニン、レチノール、ビタミンB1、B2、ナイアシン、パントテン酸、ニコチン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンE、カルシウム、リン、鉄、マグネシウム、カリウム、亜鉛、セレン、ヨウ素、マンガンなどバランスよく含まれる天然栄養成分の宝庫です。

まなまこサポニン:
1.腫瘍細胞の成長を抑制する
2.組織細胞の老化を抑える
3.免疫力の調整能力がある
4.骨髄赤細胞の成長を刺激し、再生不良性貧血の改善に明らかな効果がある
5.抗疲労作用がある

まなまこコラーゲン
1.まなまこ蛋白は、グリシン、プロリン、リジンなどで表されるコラーゲンが主体。これまでの研究でこれらが造血やカルシウムの吸収に役立つ物質であることが証明されている。
2.まなまこコラーゲンの栄養素はきわめて高い。
3.腫瘍や炎症を防ぐ活性効果がある。
4.免疫システムを通して動物移植瘤の成長を抑える。

 中国では、干しナマコとして古くから漢方以外にも、高級食材として珍重されてきました。中でも、中国では北海道や青森県産のものが最高級とされています。

 青森県陸奥湾で摂れる蝦夷ナマコであるアオナマコは身が分厚く、品質でも世界一との評価を受けております。干しナマコである乾燥ナマコ。乾燥させると成分がギュッと凝縮され、食材としても用途が広がります。

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